株式会社あきらめない
CASE STUDY

事例紹介

継続年数6年
契約後売り上げ上昇率200%

株式会社make act

佐藤 幸憲社⻑

株式会社make act 佐藤 幸憲社⻑

  • 従業員数15人
  • 設⽴2008年10月
  • URLhttps://makeact.co.jp/
  • 事業内容港区住居の賃貸仲介、港区住居の賃貸管理、不動産の所有及び管理、ITメディア事業

「諦めない秘訣はなんですか」という質問に
「諦めることです」とアドバイスをいただいたことが、
今も心に残っています

これまでの会社の歩みについて、簡単に教えてください。

現在13年になりました。

2008年10月、25歳で不動産賃貸業として株式会社makeactを創業し、現在13年になりました。makeactは東京都港区に特化した住宅賃貸仲介業と賃貸管理をしています。港区という激戦区でここまで戦ってこられたのは、社名に込めた「makeact」=「創造を実行する」を実践し続けてきたからだと思っています!

「創造を実行する」、カッコいい!具体的にはどんなことをなさってきたのですか?

起業から数年で急成長できたのも、マーケティングの力があったからこそですね。

当社は港区に特化して事業を展開しています。それにプラスしてwebでのマーケティングが挙げられますね。
今では定番になっているお部屋を検索できるサイトも当社が業界で最初に始めたものなんです。参考にできるサイトもなかったので、ゼロからすべてを創り上げるのは本当に大変でしたが、当時は不動産業者で自社サイトを持っている会社なんてほとんどありませんでしたから、認知度が相当上がりました。信じられないかもしれませんが、当時は大手企業でもサイトには会社の概要を簡単に書いてあったくらいだったんです。
そうしたマーケティングをいち早く始めたこともあって、おかげさまで今では「港区賃貸といえばmakeact」と多くの方に知っていただけるようになっています。こんなふうに起業から数年で急成長できたのも、マーケティングの力があったからこそですね。

これまでになかったものを創り出すなんて、すごくクリエイティブですね。

不動産業界のなかでいち早く従業員にSNSをさせたことも大きかったと思います。

ありがとうございます。13年間の経営を続けるなかで「港区賃貸といえばmakeact」と言っていただけるようになり、多いときにはお客様から月に500件ものお問い合わせをいただけるまでに成長しました。
先ほどもお伝えした通り、業界内でも検索サイトを最初に始めただけでなく、その当時は「隠す」ことが主流だった不動産業界のなかでいち早く従業員にSNSをさせたことも大きかったと思います。Facebookやブログを通して、数々のお客様と出会うことができました。
こうしたマーケティングやこれまでにない独創的なアイディアが事業の柱となって、当社はスピード感を持った成長ができたのだと思います。

とても順風満帆に歩まれてきたんですね。

一気に人を増やしてしまったことで社員教育に悩んでしまって……。

ありがとうございます。でも、経営は100%いいときばかりが続くわけではないんです……(苦笑)
起業してから数年、当社はどんどん成長を続けるなかで新卒社員の雇い入れもスタートし、従業員は一気に30人にまで増えました。ただ、一気に人を増やしてしまったことで社員教育に悩んでしまって……。それでその際新卒社員を育成するため、当時研修会社で勤務されていた張替さんに社員研修と当社のコンサルティングをお願いすることにしたんです。
そして、それと引き換えに私は独立を考えていらした張替さんのサポートをすることになりました。

出会いは社員教育をしたいと思われたことがきっかけだったのですね。

正しいことを言っているというのはわかるのですが、本心が見えなかった。

その通りです。同時に当社のコンサルティングもお願いし、何もかもうまくいくと思っていたのですが、そうはなりませんでした。今とはまったく違うスタイルでお仕事をされていた張替さんが提案してくれたことと、当時の私のしたいこととがうまく噛み合わず、最終的に当社と張替さんとの取引は解消となったのです。
当時の私は張替さんに対して「仕事がマニュアル通りすぎて心が見えない」と感じていました。正しいことを言っているというのはわかるのですが、本心が見えなかったというか……それにイラついてしまうこともあったんですよね。喧嘩別れとまではいきませんが、後味のよくない終わり方でした。
最近になって、張替さんから「今の私なら当時の佐藤社長を救ってあげられたと思います」と言ってもらったことがありましたが、その当時はお互いに仕事のスタイルが今とはまったく違っていたため、うまくいかなかったのだと思います。

その後、張替さんと再会されたのはどうしてでしょうか。

夢や目的を持ってほしくて張替さんに「働く目的研修」を作っていただくことにしたんです。

2018年、会社を畳もうかと考えていたくらい追い詰められていた時期に張替さんと再会しました。そこまで追い詰められた理由のひとつはある社員からの裏切り行為で、その件に関わっていた社員は役員を含め全員を解雇することとなりました。その頃は今思い返してもどん底の時期です。
落ち込みに落ち込んでまったく先が見えない毎日を過ごすなか、当時は本当に会社を畳むことも考えていたんです。
張替さんとは後味のよくない終わり方ではありましたが、その後も折に触れてメールや年賀状などをもらったりしていたため、いつも頭の片隅に張替さんの存在がありました。そこで、最後の手段だと思って張替さんに連絡をさせてもらったのです。

インタビュアーこれまでのいきさつを考えると、かなり連絡しづらかったと思うのですが……。

使命があったからこそ、張替さんに依頼してみようという気持ちにもつながりました。

もちろん連絡しづらかったです。張替さんとはあまりいい終わり方をしていなかったですし、本当に最後の手段と思っていたので。でも、それ以上に自分の使命を果たしたいという気持ちが上回ったんです。私の使命は「笑って暮らせる世を創る」というものです。
正直に言うと、使命がなくても働くことはできます。仮に会社を畳んだとしても、サラリーマンとして働き直すこともできるとも思っていました。起業するまでは会社員時代に営業も経験していて、どこでもトップになれていたので、サラリーマンに戻ったら戻ったでそれなりにこなせていたんじゃないでしょうか。でも、私が実現したいのは「笑って暮らせる世を創る」こと。それは自分の会社を通してしかできないと思って、とどまりました。
使命とは文字通り「命を使う」もので自己超越の世界です。その使命があったからこそ、張替さんに依頼してみようという気持ちにもつながりました。それくらい、自分の使命に対しては強い思いがあります。

一度は関係を解消したのに、どうしてまた取引をスタートしたいと思われたのでしょうか?

「諦めることです」とアドバイスをいただいたことが、今も心に残っています。

先ほど述べた経営史上最大の壁にぶつかっていた2018年に、藁をもすがる思いで連絡し張替さんと再会しました。
再会した張替さんからは自信が伝わってきました。その当時、私が置かれていた状況と現状を打破したいという思いをすべて話したところ「私に任せてください」とおっしゃっていただきました。その一言がとても力強かったので「この方にお願いしたい」と心から感じ依頼をさせていただいたんです。
そのときに「諦めない秘訣はなんですか」という質問もさせていただきました。それに対して「諦めることです」とアドバイスをいただいたことが、今も心に残っています。

取引を開始してよかった点はなんですか?

ひたすら同じことを言い続けられるブレのなさは本当にすごいと思いますね。

自分では気づけない角度から的確なアドバイスをもらえることと、そのアドバイスが一切ブレないことです。個人的には、ひたすら同じことを言い続けられるブレのなさは本当にすごいと思いますね。ちなみにこれは私以外に対してもそうで、ほかの経営者の方とお話している張替さんの姿を見ることもありますが、その度に「同じことを言い続けられてすごいな」と感心してしまいます。
張替さんのアドバイスはいつもまったく変わらず同じことをおっしゃるので、今どこに注力するべきなのかがよくわかるんですよ。名は体を表すといいますが、「一真」という名前は本当にそれをよく表現していると思います。
いただいたアドバイスをもとに行動を続けたところ、結果も出始めています。理想と現実のギャップに苦しんでいたのですが、ちょっとずつ打開されていくのを感じました。

どんなアドバイスをされたのですか?

以前の私は「自分ができることは誰でもできるはずだ」と考えていたんです。

「一つのことしかやってはいけない」と言われました。具体的には「佐藤社長はビジョンを語ってください」というものでしたね。それにともなって、「出社もやめるべきだ」というアドバイスもいただきました。出社せず、ビジョンを語ることに集中しろ、というわけです。
同時に、「社員にも一つのことしかさせてはいけない」と教わりました。経営者にありがちだと思うのですが、以前の私は「自分ができることは誰でもできるはずだ」と考えていたんです。経営者だと自分がマルチに動くことは当然という発想なので、社員にもマルチな働き方をしてほしいと思っていたので営業以外にSNSの更新などもお願いしていましたが、営業一本に集中してもらうことにしました。

いきなり、それで効果が出るものなのでしょうか。

メンタル面でもサポートしていただけたのは非常にありがたかったです。

私も「本当にそれでうまくいくのだろうか?」と最初は疑問を持っていました。でも、言われた通りに行動を続けたところ、出社して働く時間は半分以下なのに、効率は倍以上にアップさせることができてびっくりしましたね。「結果、出るんだ!?」って。
張替さんから「出社するな」と言われても、最初のうちは会社のことが気になって仕方がありませんでした。今では一切気になりませんが(笑)、そのときにメンタル面でもサポートしていただけたのは非常にありがたかったです。

メンタル面まで!それは大きな力になりそうですね。ほかのところでサポートはありましたか?

ビジョンの作成などもサポートしていただいているため、二人三脚感がありますね。

強みを発見していただいたことも大きいです。いろんな人を見られていて、指導の経験も豊富な張替さんだからこそ強みを発見することが上手なのだと思います。私は「佐藤さんはビジョンを描けることとマーケティングが強みですよね」と言っていただいたことで、自分の強みを改めて理解することができました。
ほかにも、張替さんにはビジョンの作成などもサポートしていただいているため、二人三脚感がありますね。本当に会社のことを考えてくれているんだなと感じます。プライベートでは、一緒に海外へ行ったこともありますよ!

ありがとうございます。最後に、今チャレンジされていることについて教えてください!

二人で経営者としての基準を高めあえたら最高です!

「売り上げ10億円、従業員50人」の会社を目指してチャレンジをしています!そのためにビジョンの言語化や社内のマニュアル制作などを進めているところです。「笑って暮らせる世を創る」ために、これからも突き進みます!張替さんにはそれにあたってのビジョンづくりなどをこれからもサポートしてもらいたいと思っています。
仕事以外では、経営者同士としての付き合いを深めていきたいですね。私たちは二人とも仕事=人生というところがあるので、二人で経営者としての基準を高めあえたら最高です!

ありがとうございました

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