株式会社あきらめない
CASE STUDY

事例紹介

継続年数4年
研修開始2年で2度増築
スタッフも増員しました!

クレオ歯科医院

洲脇 道弘院長

クレオ歯科医院 洲脇 道弘院長

「この院があってよかった」と思ってもらえる場所に
したいんですよ。それがはっきりしたことでまわりにも
振り回されなくなりましたし、ラクになりましたね。

これまでの会社の歩みについて、簡単に教えてください。

職人気質なところがある私にとって天職だと思っています。

岡山県で平成27年からクレオ歯科医院を開業していて、現在は8名のスタッフと一緒に働いています。歯科医だった父の影響もあって、物心ついたころから自然と歯科医を志していました。当クリニックを開業する前は大学病院で勤務医をしていたんです。そのあと別の開業医のもとで修行を積んだのち、独立という流れです。家業として志した歯科医師ですが、職人気質なところがある私にとって天職だと思っています。

大学病院でお勤めなさっていたところから独立に至る経緯を教えていただいてもいいでしょうか?

勤務医のころは歯の治療に没頭していればよかったですが、開業医は経営や営業が必要になります。

大学病院では5年ほど勤務医をしていました。でも、5年経ったころに父が病気で倒れてしまって。それで、もともと父が経営していた歯科医院を継ぐという話が出たんです。いわゆる後継ぎですよね。でも、私はそれまで勤務医としてしか働いていなかったので、開業医として求められるスキルは全然違うものだったということにそのとき気づかされたんです。勤務医のころは歯の治療に没頭していればよかったですが、開業医は経営や営業が必要になります。
私は経営や営業の勉強をしたことがまったくなかったので、いったん修行しなければと思って、開業医のところで4年ほど勉強させてもらったのち独立したという流れです。そのとき、申し訳ない気持ちはありながらも父の医院は一度閉めさせてもらうことにしました。そして修行を積んだのち、もともと父の医院があった場所を再度利用し、すべてリニューアルして現在のクリニックとなっています。

しっかりと足元を固めて進まれるタイプなのですね。

開業医の場合は患者さんが来てくれなければ何も始まりませんよね。

そうですね。仕事柄もあって、よく言えば職人気質なタイプだと思います。でも、だからこそ経営や営業といった面で困ってしまうんですよね。これまではひたすら歯の治療に関する勉強をしてきましたから、いざ開業となったときに知識がなくて困りました。
歯の治療に関するスキルには自信がありましたが、開業医の場合は患者さんが来てくれなければ何も始まりませんよね。それで、勉強しなくてはと思って営業塾に通いはじめたことが張替さんに出会ったきっかけです。

営業塾で学ばれたことがきっかけで顧問になられたのですね。

55%が見た目で判断されているというのは驚きでした。

はい。営業塾には4年ほど通いましたね。塾に通いだしたのは、すでに入塾されていた方からすすめられたのが始まりとなりました。それで1年半くらい前かな?張替さんに声をかけてもらって。「よかったら顧問になりましょうか」みたいな感じでしたかね。
塾での学びもとても大きかったです。印象的なのは「メラビアンの法則」を習ったことですね。55%が見た目で判断されているというのは驚きでした。それまでは話の内容がすべてだと思っていたので……。
それを知ってからは、これまで学会なんかでも「いいことを話さなきゃ」と緊張していたのが、ある意味吹っ切れました。いいことを話さなくても、ハッタリというか、堂々とした態度で話せばいいんだって思えるようになりましたね。そういう変化もありました。

顧問に入られてからは、どんなことを指導されたのでしょうか?

ゼロから何もかも教えていただいて、1年かけて数字を表やグラフに表し、可視化しました。

経営に関する知識を教えていただくところからスタートしました。たとえば、最初の頃は張替さんから「粗利どれくらいですか?」とか「去年から売り上げは何パーセント上がりましたか?」とか聞かれても全然答えられませんでした。もはや、「粗利って何?」って感じで……。
それまではなんとなくでやっていたのですが、経営に関する数字の見方を教わったと言ってもいいかもしれませんね。ゼロから何もかも教えていただいて、1年かけて数字を表やグラフに表し、可視化しました。今はそのときのデータをもとに、あれこれ比較したり、未来に向けての計画を立てたりできるようになりましたね。

「粗利って何?」と思われていたところから、そんなに変わられたんですね!最近実現された計画はありますか?

数字が可視化されたことで「伸びているけど頭打ちだな」と気がついたんです。

1年前に当院は建物を大きくしたんですよ。この建物は3階建なんですが、最初は1階と、2階をちょっとしか使っていなかったんです。それを建物全体を使用するようにしました。3階はスタッフルームにして、1階・2階を診療スペースに変えたことでさらに多くの患者さんを診ることができるようになりました!
その決断ができたのは次のステップが見えたからですね。次のステップというのは数字が可視化されたことで「伸びているけど頭打ちだな」と気がついたんです。チャレンジをして、次のステップにいくときがきたなと思いました。そんなふうに意思決定ができるようになったのは張替さんのおかげですね。

もう、順風満帆というわけですね。

「院長にはついていけません」と言ってやめてしまうスタッフもいました。

ありがたいことに、患者さんは来てくださるので経営というか、売り上げに関する悩みはほぼありませんね。
でも、なんでも一気にすべてがうまくいくわけではないんですよね。人間関係に関してはだいぶ苦しみもありました。張替さんとも7割……8割くらいはそんな話ばっかりです。今もけっこう悩んでいますよ(笑)
たとえばいいスタッフが入ってきてもすぐにやめてしまう、スタッフ同士がうまくいかないとか。私に対しても「院長にはついていけません」と言ってやめてしまうスタッフもいました。幹部スタッフがほかの人とうまくいかないといった悩みもありましたし……それはもう、いっぱいあります。幹部の社員が他のスタッフとうまくいかなくなっていたのがかなり大きな悩みでしたが、張替さんにはかなり助けられましたね。

張替さんからはどんなアドバイスがあったのでしょうか?

譲れない一線ができたので、そこに合わない人はやめてもいい、と思えるようになったんですよね。

「相手にそう思わせた自分に原因がある」という考え方を学びました。これまでは自分と考え方の合わない相手だと「なんでそんなふうに考えるんだろう」みたいに思ってしまいがちでしたが、それは自分のせいだと思考を切り替えられるようになったんです。
ほかにも、張替さんにヒアリングしてもらうなかで「自分が何をやりたいのか」という軸がはっきりしてきたことで、割り切れる部分は割り切れるようになりました。「なんのために経営をしているんだろう」というのをずっと考えていたんですよ。
私の軸としては「自分たちに関わる人が仲間になる」ということを大切にしていて。人と人とのつながりを作って生きてほしいですし、相手に興味をもって関係を作ろうとすることが大事だと思っているんです。だから、「この院があってよかった」と思ってもらえる場所にしたいんですよ。それがはっきりしたことでまわりにも振り回されなくなりましたし、自分も前向きに、ラクになりましたね。
たとえば、以前だったらスタッフから「やめる」と言われたときに、たとえ考え方の合わない人でも必死に引き留めようとしていました。でも、今は違う。譲れない一線ができたので、そこに合わない人はやめてもいい、と思えるようになったんですよね。

ご自身の軸がはっきりしたことで、人間関係の悩みも解消していったのですね。ほかにも取り組まれたことはあったのでしょうか?

かなりチームワークがよくなりましたね。

そうですね。まだ完全ではありませんが、かなり変わりました。結論からいうと、かなりチームワークがよくなりましたね。チームワークがよくなると売り上げも上がって、前年比120%くらいを達成できました!
営業塾のなかでは、毎年グループを組んで「ベストグループ賞」みたいなものを決めるんです。チームごとに目標達成ができたか、チームワークがよかったかなどを投票で決めるのですが、私たちのチームは優勝することができたんです!あれは嬉しかったなぁ。ほかの方から見てもチームワークがよくなったんだなと実感しましたね。
ほかに取り組んだこととしては研修です。張替さんに入ってもらって院で研修をしてもらいましたね。

会社内のチームワークをよくしたいと思われている経営者の方は多いと思うのですが、研修ではどんなことをされたのでしょうか?

みんな文句を言いながらもなんだかんだで楽しそうなんですよね(笑)

月に1回、張替さんにクリニックへ来てもらって研修をしていました。そのとき、張替さんから毎回課題が出されるんですよね。課題といっても難しいことではなくて、「掃除をしよう」とか「お客様になぜうちに通ってくださっているのかを聞いてみよう」といったことです。全員が同じ課題に取り組むことで共通の話題もできますし、話す機会がとても増えて横のつながりが深くなりました。課題に関しては「なんでこんなことしなきゃいけないんだよー!」なんて、みんな文句を言いながらもなんだかんだで楽しそうなんですよね(笑)
そうそう、張替さんから出された課題の「なぜうちに通ってくださっているのか」というのは言ってみれば当院の強みを知るということだと思うんですが、これまで何度も取り組もうとしていたものの、後回しになってしまっていました。
でも、こうして指示をしていただくとやらざるを得ないので(笑)その点でもありがたかったですね。

現在はどんなふうに張替さんと関わっていらっしゃるのでしょうか?

「行かないなんてないですよね?」という張替さんからの圧を感じて(笑)

基本的に私と幹部社員と張替さんの3人でミーティングをさせてもらうことが多いですね。
そのなかでは今の問題点を洗い出したり、数字を見ながら先のことを考えたり、次のステップへ向かうためにはどうしたらいいかといったことを話しています。未来に向かってやることを決めていく感じですね。
個人的な付き合いという面では海外研修にご一緒させていただいたこともありますね!まだコロナになる前にマカオへ行ったのですが、私は正直乗り気じゃなかったんですよ(笑)
うちのクリニックはドクターが私だけなので、海外へ行くとなると、4~5日くらい院を閉めなきゃいけなくなるんです。
その当時は売上もギリギリだったし、院を閉めてもいいのかと思ったのと旅費を出すのも不安でした。
でも、「行かないなんてないですよね?」という張替さんからの圧を感じて(笑)思い切って参加したんです。
私は売上が落ちることをとにかく恐れていたのですが、実際行ってみたら別に売り上げは下がらなかったんです。
案ずるより生むがやすしと言いますが、それと同じでやってみたら恐れていたことなんて特に起こらなかったんですよね。
この出来事をきっかけにリスクもとれるようになったというか、見える視点も変わりました。

ありがとうございます。最後に、ここ2年を振り返ってのお言葉をいただけますか?

私たちドクターも、スタッフも、そして患者さんもみんなが笑顔なんですよね。

去年、院のスペースを広げたという話をさせていただいたのですが、そこからさらに広くなりました。全面ガラス張りの治療室で、ゆったりと患者さんに向き合いながら治療をしています。
そうそう、スタッフの人数も増えました。常時7人、全体で10人の規模に成長しましたよ。さらに、私以外にももうひとりドクターを雇い入れたんです。彼もバリバリやってくれていて、ありがたいですね。
前年はそのドクターが非常勤で来てくれていたのですが、ここにいたいと思ってくれたみたいです。
そして何より、全員が笑顔で働けています!私たちドクターも、スタッフも、そして患者さんもみんなが笑顔なんですよね。この環境をさらに広げていきたいですし、さらなる未来のプランを張替さんには一緒に考えていただきたいですね。

ありがとうございました!

クレオ歯科医院様 ビジョンシート
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